簡単にできる!〜年末の節税ポイント3選〜
こんにちは!
お金の専門家、山口です。
年末調整の時期が近づいてきましたが、皆さんはしっかり節税対策をしていますか?
年末は、ふるさと納税やiDeCo、医療費控除などを活用することで、節税効果を最大化するチャンスです。
今回は、初心者でも簡単に取り組める3つの節税対策をご紹介します。
今年のうちにしっかり節税して、来年に備えましょう!
年末までに間に合うお得な節税対策
年末が近づくと、年末調整の時期がやってきます。
年末調整は、1年間の税金を正しく計算し、払いすぎた税金を取り戻すための手続きです。
この時期をうまく利用すれば、節税のチャンスが広がります。
今回は、具体的な3つの節税対策を解説します。
ふるさと納税を活用する
ふるさと納税は、自分が選んだ自治体に寄付をすることで、その分の税金が控除される仕組みです。
しかも、寄付に対するお礼として、地域の特産品がもらえるのが魅力です。
具体的なやり方は以下の通りです。
- ふるさと納税サイト
例:ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税などにアクセスします。 - 自分が寄付したい自治体を選び、寄付金額を決めます。
目安は年間所得の2,000円を超える分が控除対象になるので、控除シミュレーターを利用して最適な金額を確認しましょう。 - 年末までに手続きを完了すると、その年の年末調整で控除を受けることができます。
忘れずに、ワンストップ特例制度の申請も行いましょう。
iDeCo(イデコ)で老後資金を積み立てる
iDeCoは、自分で選んだ金融商品に積み立てることで、税金を減らしながら老後資金を貯めることができる制度です。
iDeCoに積み立てた金額は、全額が所得控除の対象となります。
具体的なステップは以下の通りです。
- iDeCoに加入するには、証券会社や銀行で専用口座を開設する必要があります。
口座開設には2週間から1か月ほどかかる場合があるので、早めに手続きを始めましょう。 - 積立額は月額5,000円からスタートできます。
無理のない範囲で始めてみましょう。 - iDeCoは基本的に60歳まで引き出せませんが、長期的な資産形成には非常に有効です。
税制メリットを最大限に受けるためには、長期的な視点で積み立てることが大切です。
医療費控除の申請を忘れずに
医療費控除は、1年間に支払った医療費が10万円(または所得の5%)を超えた場合に申請できる制度です。
医療費控除を受けると、所得税の負担が軽減されます。具体的な手順は以下です:
- 1年間にかかった自分や家族の医療費を合計します。
レシートや領収書はしっかり保管しておきましょう。 - 申請には、医療費の明細書が必要です。
税務署のホームページから明細書のフォーマットをダウンロードし、必要事項を記入します。 - 年末調整ではなく、確定申告で申請する必要があるため、確定申告の準備も忘れずに行いましょう。
これで安心!年末までに間に合う節税対策の総括
年末調整は、賢く活用することで節税につながる重要な手続きです。
ふるさと納税、iDeCo、医療費控除といった3つの方法を実践することで、税負担を軽減しながら資産形成を進められます。
年末までの限られた時間を有効に使って、しっかり準備をしましょう。
節税は難しくありません。
少しの工夫で、より豊かな未来を手に入れる第一歩です!
この記事を書いた人
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株式会社FPパートナー所属
ファイナンシャルプランナー
山口 大介
東京生まれ。ファイナンシャルプランナー歴15年、ご相談実績2,000件。 お金については近年さまざまな情報が溢れていますが、あまたの情報や金融商品は手段のひとつに過ぎません。本来あるべき今の姿・未来の理想の姿をイメージして、お金を使う目的・目指すべき形をしっかりと意識することが大切です。「仕方がなく」とか「我慢して」ではなく、本当に納得がいく「今と未来の安心のため」のお金の使い方を一緒に考えましょう。
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