本の片付けで読書の秋を制覇〜シンプルで心地よい空間作り〜

こんにちは、片付けの専門家、小川です。


秋は読書の季節。
読書家にとって本が増えてくると、少し片付けて整理したいという気持ちが出てきませんか?
今回は、そんな読書の秋にぴったりな「本の片付け術」をご紹介します。

お気に入りの本に囲まれて、心地よい空間を作ってみませんか?
本好きな方にとって、本を手放すのはとても難しいものですよね。
でも、少しの工夫で心地よい空間を手に入れることができます。

手放しの判断基準

本を手放すのは難しいと感じることが多いものです。
でも、次のポイントを意識すれば、どの本を手放すべきかがより明確になります。

  • 1年間読んでいない本
    この1年間で手に取っていない本は、手放しても良いかもしれません。
  • 重複している内容の本
    同じテーマや似た内容の本が複数ある場合、どれか一冊に絞るとスペースが生まれます。
  • 興味が薄れた本
    昔は興味があったけれど、今はそうでもないという本も手放しの対象にしましょう。

次のステップ

  • 実際に振り分けてみる
    まずは10冊から始めてみましょう。
    少しずつ進めることで、無理なく片付けが習慣になります。
  • 目標を立てる
    1週間でどれくらいの本を手放すか、具体的な目標を立ててみましょう。
    小さな達成感が大きな成果につながります。
  • 新たな本を迎える準備
    スペースが空いたら、新たに読みたい本を迎え入れる余裕ができます。
    これからの自分にとって本当に必要な本を選んでいきましょう。

本を振り分ける力をつける

本を振り分ける際のステップを以下にまとめました。

  • 本を3つのカテゴリに分ける
    まず、本を「お気に入りの本」「時々読む本」「あまり読まない本」に分けましょう。
    • お気に入りの本:特に大切で頻繁に使う本。
    • 時々読む本:時折読み返したい本。
    • あまり読まない本:ほとんど触れない本。
  • 手に取って確認する
    実際に本を手に取って「これは今の自分にとって必要か?」と問いかけてみてください。
  • 優先順位を見直す
    本の振り分けは、自分にとっての優先順位を見つめ直す作業でもあります。
    心の中の整理も同時に行われます。
  • お気に入りの本を収納する
    振り分けたお気に入りの本は、本棚の取りやすい位置に収納しましょう。

このように振り分けることで、手放すべき本が明確になり、より快適な空間を作ることができます。

振り分けのコツ

振り分け作業をスムーズに進めるためのコツをいくつかご紹介します。

  • タイマーを使う
    短い時間(例えば15分)を設定して、その間だけ集中して本を振り分けてみましょう。
    時間を区切ることで集中力が増し、振り分けが進みやすくなります。
  • 第三者の視点を取り入れる
    友人や家族に一緒に振り分けを手伝ってもらうと、自分だけでは気づかなかった本の重要度が見えてくることがあります。
  • 振り分けた後に見直す
    一度振り分けた後、数日経ってからもう一度見直すと、さらに手放しても良い本が見つかることがあります。

カテゴリー分けでさらに見やすく

本棚にお気に入りの本を収納する際、カテゴリー別に分けるとさらに便利です。
たとえば「仕事関連」「趣味」「小説」「自己啓発」など。
自分にとって分かりやすいカテゴリでまとめておくことで、必要なときにすぐ取り出せるようになります。
このように整理することで、本棚がより活用しやすくなり、日々の生活がより豊かに感じられることでしょう。

カテゴリー分けのポイント

  • 色やサイズで分ける
    本の表紙の色やサイズで分けると、見た目もすっきりしますし、視覚的に探しやすくなります。
  • ラベルを使う
    本棚にラベルを貼ることで、どの棚にどのカテゴリの本があるかが一目でわかるようになります。

読み終わった本の片付け方

読み終わった本の片付け方について、以下の手順を参考にしてみてください。

  • 右側から収納する
    読み終わった本は本棚の右側からしまっていきましょう。
    これにより、自然と「よく読む本」が右側に集まり、「あまり読まない本」が左側に寄っていきます。
  • 視覚的に整理する
    右側に新しく読んだ本が集まることで、本棚の中での利用頻度が視覚的に分かりやすくなります。
  • 頻度の低い本を手放す
    左側に集まった「読まない本」を手放すことで、本棚のスペースを有効活用できます。
  • 一定期間を目安に見直す
    数か月に一度、本棚全体を見直し、左側に寄っている本の中で手放しても問題ないものを判断しましょう。

この方法を取り入れることで、手放すべき本が見えてくるだけでなく、本棚の中で本の整理が進み、使いやすく整った空間が生まれます。

まとめ

本の片付けは、単なる物の整理ではなく、自分の心の整理でもあります。
「お気に入りの本」「時々読む本」「あまり読まない本」に分け、カテゴリーごとに整え、読み終わったら右側に戻す。
こうしたステップを踏むことで、あなたの本棚は心地よい空間へと変わります。

この片付け術は、本だけでなく、CDやDVD、洋服など他の物の整理にも応用できます。
同じ方法で振り分け、整理することで、あらゆる物に対して快適な空間を作ることが可能です。

片付けは、新しい一歩を踏み出すタイミングです。
本当に大切なものに囲まれて、より豊かな生活を送りましょう。

あなたもまずは、本の片付けから始めてみませんか?

この記事を書いた人

片付けの専門家小川さん
Luna Best
代表 小川 淳子
2019年1月より、片付けコンサルタントとして活動をスタートし、2022年3月1日 にLuna Bestを開業しました。綺麗好きなズボラがゆえに、いかに簡単に整うか、日夜考えてみたものの、自己流では上手くいかずに学ぶ事を決意。きちんと学び実践した経験から、お部屋が整うと生活が整い、心にゆとりができることを実感しました。これらを多くの方に広めたいとの思いから、片付けコンサルタントとして活動しています。