資産形成とは?初歩をFPが教えます。
皆さん。
はじめまして。
ファイナンシャルプランナーとして株式会社FPパートナー所属。
山口 大介です。
ファイナンシャルプランナーとして17年。
2,000件のお客様のご相談にお応えしてきました。
私がファイナンシャルプランナーを志したきっかけ。
それは2008年9月のリーマンショック。
当時AIGグループであるアリコジャパンにて保険募集人の仕事をしていました。
3連休明けの出勤日。
朝の9時から電話が鳴りやまない。
多くのお客様が解約、損失を出してしまう。
そのような経験をした事で、
お客様に損をさせない。
やって良かったと感じてもらえる資産運用の案内を一人でも多く伝える事を目指し、
日々精進しています。
ファイナンシャルプランナーとは?
今の状況がずっと続くとは限りません。
その変化に対応していきためにもお金は切っては切れないものです。
しかし、そのお金の相談と一口に言っても誰に相談して良いかわからない。
そんな事ってありませんか?
そんな時に最初に相談できる人。
それがファイナンシャルプランナーです。
相談できる主な内容は?
- 家計管理
- 教育
- 住宅
- 保険
- 税金
- 資産運用
- 老後の運用資金
- 年金、社会保険
- 介護、医療費
- 相続、贈与
このように将来にまつわるお金について幅広い相談を承っています。
最低限身につけるべき知識とは?
最低限身につけるべき知識、判断力。
それが「金融リテラシー」
金融に関する知識や能力を活用する力を身につけましょうという事で金融庁が掲げています。
昨年度より高校生の家庭科の授業でも金融の授業も始まっています。
そうです。
金融、資産形成について自分で知識を身につけないといけない時代に突入したという事です。
資産形成に大事なこと
ここで少しだけ資産形成のお話。
ここで皆さんも馴染みのある2人に登場してもらいましょう。
まずは磯野浪平さん
そして島耕作さん
この2人、設定上はなんと同い年。
54歳です(笑)。
ですが大きな違いがあります。
それは時代背景。
磯野さんは明治28年生まれで平均寿命57歳という時代背景。
島さんは昭和22年生まれで平均寿命77歳という時代背景。
時代背景で平均寿命にこれだけの差があるんですね。
磯野さんはリタイア後の余生が平均年齢から考えると殆どない。
ですが、島さんは60歳でリタイアした場合。
平均年齢から考えると20年弱の老後資金が必要でその心配が出てきます。
なのでお金は貯めないといけない。
その場合を積立での資産形成をした場合を考えてみましょう。
- 毎月5万円を30年積立した場合(総額1,800万)
- 金利0.02(銀行の定期預金). 30年後1,805万
- 金利3% 30年後2,855万
- 金利5% 30年後3,986万
そうです。
金利を味方にするだけで大きな差が出るって事です。
そして金利差も大事だがもっと大事なポイントがあります。
積立で資産形成を構築する場合。
10年ぐらいでは実はあまり金利の差はでません。
ですが、20年を超え、30年を過ぎると大きな差が出てきます。
要するに
大事なのは長く続ける体制構築 が必要だという事です。
資産形成の三原則とは?
資産形成に必要な商品を選ぶ前に資産形成に必要な三原則と言われるものがあります。
それは次の通りです。
- 長期
- 分散
- 積立
長期とは先ほどお話をした通りです。
分散とは一つの商品に集中させないこと。
そして積立。
最近ではNISAやiDeCo といった制度や仕組みがあります。
今回はこれらの商品の説明は割愛しますが、このような資産形成には原則があるという事をまずは知る事が大切です。
そしてこの原則の反対
- 短期
- 集中
- 一括
例外として絶対に資産が上昇する事がわかっていればこの短期、集中、一括は有効です。
でも絶対に上昇する商品ってわかりますか?
闇雲にならないためにも
今回は資産形成の初歩的な考えをお話させてもらいました。
皆さんのこれから変化するライフスタイルに対してしっかりとした金融リテラシーを身につけられるように、この「住まいとお金の知恵袋」を通して、私の知識を少しずつお伝えします。
皆さんのセカンドライフに対してお金の不安を少しでも解消してもらいたいと考えています。
損をしない。
資産運用をやって良かった。
そう感じてくれる人が一人でも多い世の中になってくれる事が私の活動している原動力にもなります。
これから金融、資産運用など難しい話をなるべくわかりやすくお伝えしていきます。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
この記事を書いた人
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株式会社FPパートナー所属
ファイナンシャルプランナー
山口 大介
東京生まれ。ファイナンシャルプランナー歴15年、ご相談実績2,000件。 お金については近年さまざまな情報が溢れていますが、あまたの情報や金融商品は手段のひとつに過ぎません。本来あるべき今の姿・未来の理想の姿をイメージして、お金を使う目的・目指すべき形をしっかりと意識することが大切です。「仕方がなく」とか「我慢して」ではなく、本当に納得がいく「今と未来の安心のため」のお金の使い方を一緒に考えましょう。
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